2014年09月09日
カッコ悪い俺
最近感じるのだが、
渓流でフライやルアー釣りをする人は、魚をリリースする人が多いようだ。
逆に釣った魚を持ち帰るのは稀かもしれない。
何故だろう?

この日、俺だって釣り始めのときは10cm程の魚体なら、
「ちゃんこいな~」と言ってリリースしていたわけで、
でも、そのうち、、大きいものが釣れないとなると、、、

まてよ、、、。
朝早く起きて、飯も食わず、1時間半かけて川に着き、昨日の夜に
ホームセンターの釣具コーナーで、家の冷蔵庫にあるイクラで済まそうか、
はたまた大物が期待できるイタドリ虫にしようか、散々迷った挙句の果てに、
家の冷蔵庫に、とっても活きの悪いイタドリ虫の使い残しが有ったのに、
新品イタドリ虫を買ったことを思い出し、
まてよ、、、。
「まぁ、ちゃんこくても天ぷらにすればいいか!」となり、、、
弱肉強食オジサンに変貌するわけでして、、。
神様が見ていらしたなら、
「バカモ~ン」と怒られるかもしれないが、
俺の親が見ていたとしたら、
「焼いたって食べれる!逃がすのもったいない!」と言いそうな、
環境で長いこと育てられてきたわけで、・・・。
育った環境の影響力は計り知れなく大きいもので、
それを無理やり押し曲げるということは、
親の教えに逆らうことでもあり、
祖先、延いては自分の存在を否定することになる。
などというような、めんどうなことは考えてもいないが、
このちゃんこさなら、、
「天ぷらより唐揚げの方が、もっとウマいか!」となっちゃうわけだ。

最近感じるのだが、
渓流でフライやルアー釣りをする人は、魚をリリースする人が多いようだ。
逆に釣った魚を持ち帰るのは稀かもしれない。
何故だろう?
たぶん、お腹が空いていないのだろう!

それにしても独り釣りは心細くも、気持ちよく、楽しいものだ。
自然をぜ~んぶ独り占め! 魚もぜ~んぶ独り占め!
人目を気にして、リリースする必要もない!
蛇や熊と出くわし、フリーズするリスクにリリースは勝らない、
なんともカッコ悪い俺なのである。
Posted by haluca312 at 19:59│Comments(0)
│漁
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